台風被害から考える
台風15号による被害は関東でも驚異で千葉県の屋根や停電問題など様々な被害状況が浮き彫りになりました。
今後の台風問題について、どのようにすべきかを考えます。
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保険の見直しと確認
台風やゲリラ豪雨や竜巻は、住宅の火災保険が対応している場合が多いです。
火災保険=火事の時だけ
と思われがちですが、実は、風災・震災・突発的な事故などが予めオプションでついている事があります。
保険の種類によっては工事費用の全額から、お見舞金程度の数万円まで様々です。
この火災保険でよく使われるのは、
- 風災(台風等の風を伴う破損や雨漏り)
- 突発的な事故(不注意により壊してしまった)
この2点になります。例えば、お子様がボール投げたらテレビが壊れたや、シャワーを引っ張りすぎたら水道が壊れたなども突発的な事故なので保険金が出ます。
ほとんどの方が知らずに自分で直してしまいますが実は保険の対象な事が多いです。
面倒かもしれませんが、今一度加入している保険の内容を確認してください。
そして、万が一台風で家に損害があった時はどのような手順で対応するのかを確認しておいてください。
- 保険屋に連絡
- 工事前工事後の写真を撮る
- 工事の見積を送る
など色々な事があると思います。
このような事を知らない業者にお願いをしてしまいますと保険で直せたのに全額自己負担になってしまいます。
また、後で申請しようとしたら写真がないって事も・・・
対策
風災をなめない事です。今までは大丈夫だったとか、自己判断や経験が通用しない被害になってきました。これは温暖化が影響しているのかわかりませんが、明らかに数年前より夏は暑くなり、ゲリラ豪雨や竜巻が増え、台風も驚異的な強さになってきたという事が言えます。
バルコニーや玄関に飛ぶようなものは置かない。もしものために食料や水を準備しておく。分譲マンションや町会の場合は発電機を購入してみるなどの対策ができると思います。
蓄えをできる環境(管理組合・町内会)などでは、幼児用のオムツや食べ物、女性に関する消耗品などを用意して保管しておくのも良いと思います。
ブルーシートや養生テープなども持っておくともしもの時に便利です。
ホームセンターで千円程度で手に入ります。
知識をつけておく
自身の自宅の事です。業者任せでは工事内容や金額を鵜呑みにするしかないです。10万円でできる工事なのか、50万円なのか100万円なのか?
髙ければ良いってわけじゃないです。最低限の知識と、焦らず業者選びができるように日頃から工事業者のチェックをしておくのも重要です。