大規模修繕工事業者を選ぶ際の資本金
大規模修繕工事業者をどこにお願いするかを選ぶ時に資本金は必ず気にします!
でも資本金がいくらあったら良いか?どのくらいの会社に頼めば良いのか?
そんなわかってるようで意外と重要な資本金についてのご紹介!
そもそも資本金とは?
- 株主が、運営資金として使ってと出資金額です。
- 資本金が大きいから優良企業ではないです。
- 資本金はあくまで元手資金です。
- 資本金が1億円でも現在負債を抱えている会社もあります。
元手資金
資本金が1億円で始めた会社でも、3つの事務所の準備と、求人紹介、車両や設備の準備で底をついている会社もあります。逆に資本金が100万円でも車と携帯電話だけで仕事をこなしている会社もあります。
建設会社においては、
- 紹介サイトやWEB広告でお客様からの反響を獲得している会社
- 入札で反響を獲得している会社
- 新聞や折り込みチラシなどで反響を獲得している会社
- 自社HPや自社スタッフでのチラシ配りで反響を獲得している会社
- 紹介のみで反響を獲得している会社
など様々な方法で、仕事を獲得していきますがこの全てでかかる費用は異なります。大きな建設会社ともなると月々の広告費は数千万円ともなります。紹介のみの小さな工務店では広告費は0円です。
このように当たり前のようで、真剣に考えてみると売り上げが高いから安心なのか?資本金が高いから安心なのか?ではなくなります。
実際、どのくらいの利益があって会社が運営できているのか?
こちらのが重要ではないでしょうか?
倒産ニュース【WEB情報参照】
ペン太くん 情報元:ウィキペディア
太洋塗装工業 情報元:東京経済ニュース
多田建設株式会社 情報元:ウィキペディア
こちらは有名企業のごく一部の情報ですが、資本金が数億の会社だったり、売上が数百億の会社が倒産しております。
実際建設業の倒産とはどのくらいなのか?
情報元:東京商工リサーチ
業種別では建設業の倒産件数は2位です。
現在は建設業界は復興事業やオリンピック事業などで、仕事はありまっているのですがその中でもこのような数字になります。
これでは資本金や会社の売上だけでは工事業者の選別は難しいです。
どんな会社を選べばよいのか?
大規模修繕工事を行う際には、絶対条件として【大規模修繕瑕疵保険】を利用していただく事を条件にした方がよいでしょう。
大規模修繕瑕疵保険とは、大規模修繕工事にかける保険となります。
大規模修繕瑕疵保険の保険会社では、
- どのような計画の工事なのか?
- 工事前の状況確認
- 工事後の工事内容確認
この3つをクリアする事により、保険証書を発行します。
保険証書が発行されるということは、しっかりとした工事を行った証明になります。
※保険会社による第三者の確認のため、適当な工事やごまかしは通用しないです。
主な大規模修繕瑕疵保険の会社
このような会社がありますが、住宅あんしん保証が最も件数は多く、瑕疵保険利用の半数以上を占めております。
瑕疵保険の魅力は、工事完了後に、請負業者が倒産しても保険は継続され、保険加入者が直接瑕疵保険会社に問い合わせができるので、数年後に問い合わせしたら会社がなかったなどはないです。
この事から、大規模修繕工事業者を選ぶ際には、金額や提案はもちろん重要ですが、大規模修繕瑕疵保険の加入を一つの条件としていれば、資本金が100万円の会社でも10億円の会社でも、あんしんして工事を任せられます。