台風15号(ファクサイ)の被害について
2019年9月8日の夜から関東に勢力の強い台風15号が上陸しました。
9月12日現在も千葉県や伊豆諸島など様々なエリアで、停電などライフラインが止まった状態となっております。
経済産業省情報:https://www.meti.go.jp/press/2019/09/20190911002/20190911002.html
今回の台風では建設現場でも以下のような被害がSNSに更新されてました。
SNS情報
台風15号の影響は各地で多く発生しています。
羽田空港にて、来年の東京オリンピックに備えての工事の足場が無惨な状態に………ニュースでも放送されていました。
欠航も相次いで、夜の滑走路は地獄絵図のようでした。
今後も台風が発生すれば被害も止まらないし、本当に頭の痛い時期です🙇 pic.twitter.com/A7iajuvXJW
— エビちゃん🍤(静岡出身) (@popebi999) September 8, 2019
国道16号線足場が取れかけとる。こんな台風初めてだ。#台風15号 pic.twitter.com/tRNBV2LZ8H
— Daisuke Aoki (@otone_d2) September 8, 2019
ヒーロー達に感謝※写真は近所の外壁工事の足場倒壊
消防の方々が台風の暴風雨の中、ロープで倒壊を防いでくれました。(暗くてよく見えなかったけど、映画のワンシーンみたいで消防士さんたちかっこよかった)0時くらいから早朝4時くらいまで「ダメだ、限界まで」という声が何度も聞こえ、緊迫した現場 pic.twitter.com/DMldBicgHg— DEVGROUP.JP (@devgroup_jp) September 9, 2019
みなさん😊お疲れ様でした🎶
📨ありがとーございましたー😁🙌
台風で足場が揺れて、当たってガラスが😖💥割れてましたー😱#アンナミラクル pic.twitter.com/59dqKIkApL
— 松戸の大棟梁 (@X76894099) September 9, 2019
台風被害
目黒区目黒本町五丁目
目黒区率が中央体育館のオリンピック改修関係工事
建物工事足場倒壊
消防隊は撤収済み pic.twitter.com/Ff14wKMjwL— ebara71(東京消防庁ファン) (@ebara71) September 8, 2019
金沢八景駅から金沢文庫駅間の工事中の足場が崩壊してました
これほどまでに強かった今回の台風。
ところどころ道路の通行止で大渋滞してますが車の運転には気を付けて下さい pic.twitter.com/jSWROBKofU
— MANVO🔔@9/29愛夢GLTOKYOアリベル生誕祭 (@_2x4daiku_) September 9, 2019
台風の影響で鶯谷駅前の某現場の足場が倒壊。。。警察が歩道の通行止めしてました。 pic.twitter.com/laq4yE5PJP
— \\٩( ‘ω’ )و /// (@KZFDKQS3OcGugzw) September 9, 2019
台風15号の爪痕
羽田空港で駐車場P2の足場が崩落してた😱 pic.twitter.com/tMSWBx4SBM— 🦋✧*Chiaki*☆🏝💞リプ返しが遅めです (@genji_hotaru) September 9, 2019
建設工事中の建物では、新築や解体工事などの被害が目立ちますが、改修工事中の建物でも大きな被害が出ておりました。
中には、対策が不十分のものもあります。
台風による工事現場の被害は防げないのか?
答えは防げます。足場や仮設事務所を全て撤去すれば被害はゼロです。
でもその撤去+復旧費用は誰が出すのか?
この問題が出てきます。
工事業者は事前に台風を想定した費用を頂いていないので、費用については施主負担が通常とは思いますが、それが難しければ工事時期を変更する必要もあります。
台風被害の保険
一般的には火災保険など住宅にかけている保険では風災は対象ですが、建設業者が入っている保険では台風による足場の倒壊などは保証されない可能性が高いです。
理由は「防げた事故」「防げない事故」かで変わるみたいです。
竜巻やゲリラ豪雨のように、急に発生したものと、事前に来ることがわかっていた台風とでは対策や対応が異なります。
この事から台風による損害は業者負担になる可能性が高い事を頭に入れておきましょう。
台風対策を行わい工事業者
これは危険です。町を歩いていても台風対策を行っている現場と何もしていない現場はありました。
このような事前に情報がある自然災害で対策を行わない会社は危ない会社ですので注意してください。
台風被害に合われた方
屋根が飛んだ、外壁に物がぶつかったなど台風による住宅の被害は火災保険の中に通常オプションでついている【風災】が適用されます。
まずは加入している保険会社に連絡をし今後の対応を確認してください。
それから工事業者を探して、工事となります。
しっかりした業者などは既に手が回らず工事まで1ヵ月待ちなど対応ができておりません(増税前の駆け込み工事が多い事も考えられる)
その点、すぐに工事ができる業者は対応が雑・クレームが多いなど頼んだ事で逆に高くついてしまう事があるので注意してください。
一日も早いライフラインの復旧とこれ以上災害が発生しない事を祈ります。