【2019年】悪質業者の見分け方
このサイト内でも何度も周知している悪質業者について最新情報をまとめました。
初めに
悪質業者の内容について
- 安い価格で広告を出し実際は色々と不安要素を話て高い契約を迫る
- 良い材料で施工したように見せて施工で手を抜き儲けを出す
- しっかり材料代を頂きながら在庫などを混ぜて使用し儲けを出す
- 施工前の接客時と、施工がスタートしたら対応がガラッと変わり恐喝的な態度で発注者の意見を聞かない
- 施工後にすぐに不具合が発生する
- 会社概要や話している事に嘘が多い
- 不要な工事までどんどん行い費用を請求する
- 見積の内容通りに工事をしない
- 自社施工と言いながら施工をするのは自社のヘルメットを被った下請け業者
- 施工をする人のほとんどが外国人である
この辺りがよく聞く意見です。
注意して確認してください。
業者の見分け方
国土交通省【建設業者検索システム】を使います。
こちらで登録されている情報がしっかりと表示されるので偽りがないかわかります。
サイトに入るとこのような画面が表示されます。
この画面で様々な方法で検索ができますが、社名だと漢字や読み方で大変なので、許可番号【免許証番号】を入れるとすぐにわかります。
番号は、許可第〇〇〇〇〇号~〇〇〇〇〇号の〇は同じ番号を入れます。
試しに、㈱プロタイムズ総合研究所様で確認してみます。
建設業の番号は、第26526号となります。
このように同じ番号を入れて検索ボタンを押します。
そうすると、検索結果情報が出てきます。1社のみの情報から各都道府県で同じ番号で出る事もあります。
結果から会社名をクリックします。
そうするとこのように登録情報が出ます。
資本金額、許可を受けた建設業の種類などを確認します。
ホームページにある会社概要と見比べると、嘘や偽りのない正しい情報という事がわかります。
会社によっては、資本金の額が全然違うとか、許可を受けてない工事を行っているなど怖い点は様々です。
国土交通省サイト:http://etsuran.mlit.go.jp/TAKKEN/kensetuKensaku.do?outPutKbn=1
過剰な広告
こちらは今まで何度も触れておりますが、チラシやWEB広告には過剰な表現が多く使われる事があります。特に注意すべき内容としては、以下の内容です。
- 実績NO.1【実際に1位の表彰状や記録がある場合は除く】
- 〇〇〇人に選ばれた【根拠のない情報】
- 創業〇〇年の信頼と実績【創業=信頼ではない】
- 施工件数〇〇〇件【マンションを1棟と数えるか100部屋で数えるかで数字が違うため】
投資家やマンションオーナーさんに聞くとこの手の業者にまともな会社はいないとの事でした。
実際過剰な広告や表現をしないと仕事がない会社では信頼度は低いです。
契約を迫る
これは警察〇〇24時などでも多く放送されますが、怪しい工事や詐欺まがいの工事を行う業者は考える時間を与えてくれません。家族との相談や親戚との相談、相見積もりなどを嫌がります。また、恩を売って断りにくい状況を作り騙されている事に気づかないままの依頼主も多いです。契約を迫ったり、【今なら】みたいな口説き文句には注意してください。
施工実績で信頼をアピール
これは一般的にはあまり知られていないですが、工事には受注方法があります。
直接お問い合わせを頂いたり、複数の会社で施工プランや価格を競い合い選ばれる相見積もりなどとは違い入札での工事があります。
学校・役所・公共施設などはこの種類になります。この区や都の入札では基本的に価格で工事が決まるので、その会社の提案や腕がよくて選ばれているわけではございません。
町内会の繋がりで仕事を増やす業者、営業電話や飛び込み営業で増やす業者、広告や説明会などで増やす業者など様々ですが、実績だけで釣られないように注意してください。
工事の検査について
工事の完了検査は、第三者機関による検査が重要となります。瑕疵保険など利用していない場合は、施工管理技士による検査が最低限必要です。施工会社によっては、施工管理技士がいない会社もありこのような場合は、見た目だけで判断されすぐに不具合が発生します。工事の写真のデータも異常に少ない事も多く、悪質工事の場合はほとんごがこのように証拠隠滅を図ります。